2008年04月03日

M_Produceとは

M_Produceは、京都・大阪を拠点に活動する演劇制作者・丸井重樹のユニットです。
2002年から2005年にかけて「三年間継続して参加できる、向上心のある若手俳優」を集め、年に一度プロデュース公演を行いました(=1st stage)。結果、参加したメンバーが「プロの俳優になるかどうかを決める」岐路まで持ってくることが出来ました。現在、参加した俳優たちは、京都を拠点に活動を続け、あるいは東京でその才能を発揮しようとしています。しかし同時に、一個人が「若手を育成」などと、到底おこがましい、ということにも気づかされました。若い俳優を育成することの難しさと、労力と財力の疲弊も大きな問題でした。

この2年の間、自分がやりたいことは何か、今求められていることは何か、いろいろ考えました。結果「面白い作品を創る」しかないのだと思い至りました。M_Produce 2nd stage は、純粋に「面白い作品を創る」ことに腐心しようと思います。コンセプトは「演劇の醍醐味を体験する」。

2008年度から始める2nd stage では、上質な舞台公演を製作するプロデュース公演(創作+発信)、俳優を育成するワークショップ(次代を担う人材の育成)、舞台芸術関係者が集うサロンの開催(ネットワークの構築)を総合的に行い、京都から再び舞台芸術の持つ魅力を発信していきます。

コンセプトは「演劇の醍醐味を体験する」。では、演劇の醍醐味とはなんでしょうか。

▼ ライブであること…演劇にとって最も重要な要素です。生身の身体が、生身の観客の目の前で、パフォーマンスを行うこと。
▼ アナログであること…映像を通して見る、携帯を通して会話する、ネット上で出会う、デジタルなコミュニケーションと真逆なことが劇場では行われます。
▼ 集団創作であること…演劇は決して一人では創れません。しかしだからこそ果てしない可能性を秘めています。
▼ わざわざ劇場に足を運ぶこと…自宅にいれば欲しいものが何でも手に入る時代ですが、演劇は劇場に足を運ばなければ体験できません。家を出て、劇場に行くところから、演劇は始まっているのです。
▼ マイノリティであること…"マス"に全てが向かう時代、政治、経済、そして多くの娯楽でさえ、"マス"を相手にしなければいけないかのような風潮の中、マイノリティである演劇人を含めたアーティストの発信力が求められています。

これらを体験するために、三つの柱を軸に企画を進めていきます。

「年に一度か二度しか公演されないプロデュース公演があるらしい。」

それを心待ちに待っている人がいる。そんな企画にしたいと思っています。

プロデューサー・丸井重樹
◎ 年に一度のプロデュース公演では、上演戯曲に、すでに評価の高い作品を選び、将来有望な若手演出家の新演出による上演を基本とします。

◎ 継続的に開催するワークショップでは、プロデュース公演で演出を依頼する演出家を含め、様々なタイプの演出家や、普段指導を受ける機会の少ない異ジャンルの講師なども招聘し、"舞台に立つ身体"を持つ俳優、また「引き出し」の多いプロの俳優としてのスキルを学ぶ機会を提供します。

◎ 演劇に真剣に取り組む人々のコミュニティ="サロン"を定期的に開催します。役者に限定せず、幅広い人が出会い、舞台芸術について考え、話が出来る場を創り、単なる情報交換に留まらず、お互いの知識を高めあい、また新たな関係性が生まれることを目指しています。


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posted by M_Pro at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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